簡単操作でリアルタイムに欠点検出 高速ライン型欠点検出装置 【型式LS-70J】新発売
画像検査機器メーカーの竹中システム機器株式会社はこのたび、高速ライン型欠点検出装置【型式LS-70J】を開発、新しく発売しました。
本装置は当社製Camera Link出力ラインスキャンカメラに接続して製造工程中のフィルム、鋼鈑、紙など各種シート状物体のキズ・汚れ・異物・ピンホールなどを精度良く検出することが可能です。
当社では既に発売している「LS-50J」はLVDS出力カメラに対応した機種ですが、今回新たにカメラリンク出力に対応した機種として「LS-70J」が新たに開発されました。
導入のご検討、ご購入については高木商会へご相談ください。
LS−70Jの主な特長や仕様など
主な特長
- 1.データレートは、従来機種の8倍、最大400MHzに対応
- 2.ライン加算、3x3、7x7画像処理フィルター搭載
- 3.出力最大16分割、カラー液晶モニター搭載
- 4.地合変動及び光量変化に対応
- 5.欠点同時判定機能4回路を装備
- 6.自動エッジ追従機能にてエッジ不感帯を自由に変更する事が可能
- 7.当社の8,192画素ラインスキャンカメラを接続した場合、従来2台を要したラインでも1台で対応可能
用途
- ・ガラスの製造工程に生じる異物、泡、キズの検出
- ・フィルムのフィッシュアイ、異物、ピンホールの検出
- ・紙シートのピンホール、黒点、汚れ、異物の検出
- ・鉄及び非鉄金属のピンホール検出
適合ラインカメラ
適合するラインカメラの型式とそのスキャンレート(データレート)です。
- TL-8K35ACL
- Full 80kHz(85MHz×8TAP)、Full 44.7kHz(50MHz×8TAP)、Base 18kHz(80MHz×2TAP)
- TL-4096ACL
- Full 80kHz(50MHz×8TAP)、Medium 80kHz(85MHz×4TAP)、Medium 47.4kHz(50MHz×4TAP)、Base 40.9kHz(85MHz×2TAP)、Base 24kHz(50MHz×2TAP)
- TL-2048ACL
- Medium 80kHz(50MHz×4TAP)、Base 80kHz(85MHz×2TAP)、Base 47.4kHz(50MHz×2TAP)
主な仕様
- 製品名
- 高速ライン型欠点検出装置
- 型式
- LS-70J
- 増幅部
- シェーディング補正回路、光量変化追従回路、ライン加算回路、画像処理フィルター3×3 7×7回路
- アナログレベル判定
- 検出レベル判定4回路
- 設定部
- 欠点幅設定4回路、欠点長さ設定4回路、検査幅設定(全体)、視野内分割設定 Max 16分割、エッジ不感帯設定、走査周期設定
- ゲート信号
- 検査/停止指令信号
- 出力
- オープンコレクター出力 16点
- 操作電源
- AC85~220V 50/60Hz
- 消費電力
- 50W
- 動作周囲温度
- 0~45℃(結露のない事)
- 外形寸法
- 110(W)×250(H)×210(D)mm
- 重量
- 3kg
パネルレイアウト
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