IoTスマートプラットフォーム Bellonica

「Bellonica」は、様々な現場データを一元収集し業務毎のアプリケーションと連携を行うことで、現場毎で管理されていたデータを繋げ、技術革新、生産性向上、技術伝承などの課題解決に向けたデータ経営を実現するIoTプラットフォームです。

個別業務毎のIoT化から全業務を統合したシステムの構築までのアジャイル開発が可能

汎用的なデバイスからのデータ収集を個別開発なしで実現します。

「Bellonica」では、IoT領域で汎用的に使われるHTTP/HTTPS、MQTT、MQTT/WS、UDP、JSON、XML、バイナリ、CSV等のさまざまなプロトコルやフォーマット等に対応し、各種IoTデバイスからのデータ収集を容易に行うことができるIoT Data Collector、収集したデータをユーザ自身が分析を行うことができる「Bellonica」独自のBIツール、お客様が利用しているアプリケーションや既存データソースとの連携ができる豊富なAPI等を実装しています。

これらをモジュールのように組み合わせて使うことで、個別業務毎のIoT化から全業務を統合したシステムの構築までのアジャイル開発を可能にします。

3つの特長

フレキシブルなIoTシステム

業務システム単位にIoT化を行った場合、各システム毎に個別開発が必要となり、また収集データもシステム単位に制限がされてしまいます。IoTプラットフォームを採用することで、各現場での収集データを他のシステムや工程でも活用できるようになります。

PoCからすぐに始められる

Bellonicaではデータの収集から可視化・外部へのデータ連携までをノンプログラミングで実現します。このため、大規模な開発を伴わずIoTをすぐに始められます。

必要な技術要素を標準で搭載

通信プロトコルやデータフォーマットへの対応により、さまざまなデバイスと容易に接続が可能です。

ヘルメットマウント型ウェアラブルデバイス iBowQube

お客様のヘルメットに装着出来るウェアラブルデバイス、デバイスで利用できるアプリケーションをクラウドで提供、ワンストップで提供できるソリューション「iBowQube」です。

開発の背景と概要

熟練技術者の不足

ベテランの高齢化と後継者不足による生産性の低下。

技術継承が困難

外国人労働者、工場の海外移転により言葉の壁が技術継承を困難にしている。

品質要求への対応

不良品発生、回収などによる経営リスクの拡大。

生産性の確保・向上

故障、トラブルによる生産停止・遅延や小ロット生産対応の遅れ。

技術伝承、生産性の維持向上、労働力不足対応、顧客サービス向上等に効果を発揮

クオリカの主要顧客である製造業のお客様から、保守業務など現場作業者がPCやタブレットを使ってマニュアルや図面を見ているが、「両手がふさがり作業効率が落ちる」といった現場の課題を聞きました。また、管理者側では、現場作業者からの報告差異や、管理者自身の移動時間が足かせになるなどの課題があることがわかりました。

そこで、クオリカは自社が保有するIoT技術を活用して現場作業者がハンズフリーで使えるウェアラブルデバイスの開発に着手しました。

製品の特長

「iBowQube」は、お持ちのヘルメットに装着できるマウント型のウェアラブルデバイスであると同時にビデオ通話で現場担当者と管理者のコミュニケーションが可能です。さらに、突発作業への対応もスムーズにできるよう電子マニュアルなどをそのまま目の前のスクリーンに表示できる独自の透過型スクリーンを開発中です。

TAKAGI Web Expo 2020
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