FBR-100AN

CNC装置工作機械向けプロトコルコンバータ

FBR-100ANの特長

FBR−100ANは、CNC装置に対応した、スマートファクトリを実現するための工作機械向けプロトコルコンバータです。本製品を利用することで、工作機械メーカやユーザは国内外工場ラインに存在する機械の稼働データを収集し、有線・無線LANを使い上位システムに転送することができます。工作機械メーカは自社製品のメンテナンスコスト削減に、また工作機械ユーザは自社生産ラインの稼働率向上のために機械の稼働情報を有効活用できます。

FBR−100AN 5つの特長

工場内の複数ネットワークへの接続

FBR−100ANは、3つのLANインタフェースをサポート。独立した2つの有線LANポートを利用することで、情報系と制御系に分かれた工場ネットワークに対応できます。またIEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LAN通信機能(子機)を使って、機械の設置場所や有線ケーブル配線を気にせずネットワークに接続できます。

機械稼働情報の取得

ファナック社をはじめとするCNC装置とダイレクトに接続し工作機械のNCプログラムやPMCデータの稼働モニタリングが可能です。接続には有線LANおよびRS-232Cインタフェースが利用できます。さらに本製品のデジタル入力インタフェースやパトライト社AirGRID®を利用することで、シグナルタワー経由でのみ稼働情報を取得できるレガシーな機械の情報も収集できます。

MTConnectを使った上位システムへの情報転送

米国を中心に工作機械大手メーカが採用しているオープンプロトコルMTConnect通信機能を搭載。各社から提供されているMTConnect対応モニタリングシステムを活用することで、上位システムに対し効率的に機械の稼働情報を転送できます。

工場内での利用

FBR−100ANは一般的な工場で必要とされる動作温度、防滴防塵、耐振動、DC電源入力・サージ処理、DINレール取付けなどに対応しています。

有線・無線LANブリッジ機能の搭載

CNC装置の有線LANインタフェースを無線LANに変換できます。CNC装置への直接アクセスやプログラム変更を無線LANを使って行うことができます。

BR-400AN

低コストで無線LAN環境を構築可能

BR-400ANの特長

BR-400ANは、メッシュ型の無線LAN環境を簡単に構築することができるネットワーク機器です。IoTやICT技術の利用が盛んな工場や医療/ヘルスケアといったシーンにおいて、アクセスポイントが設置できない工場で、設備同士を無線通信させたい、業務用のタブレットやスマホを建物のどこからでも使えるように簡単に無線LANエリアを拡張したいなどの用途にご活用いただけます。

本製品は、無線LAN接続が必要な場所やモノ(有線LAN機器)に設置し、電源を入れるだけでメッシュ型の無線LANを構築することができます。また、マルチホップ機能により、使用する無線チャネルが1つでも、200m四方程度の広範囲な敷地をカバレッジすることができます。

BR-400ANの導入効果

  • アクセスポイントと無線子機で構成するような従来のネットワーク構成に比べて、圧倒的に低コストで無線LANインフラを構築できます。
  • 1つの無線チャネルで大面積をカバレッジできるため、高額な無線環境調査や緻密なチャネル設計作業を省略して、無線LAN工事にかかわるコストの削減効果が期待できます。
TAKAGI Web Expo 2020
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