Foresight

設備予兆診断システム

Foresightとは

Foresightは東朋テクノロジーとライセンス契約を締結している米国GPMS Inc,のソフトウェアを使用しています。GPMS社の診断アルゴリズムは海外ヘリコプター業界で多く採用されており、高精度な予知診断が高く評価されています。

Foresightは設備の状態を常時監視することで、設備の状態変化から故障に繋がる異常を早期に検知し、危険率が閾値を越えるまでの残存寿命(RUL)を通知します。定期的な点検・部品交換では、点検前に設備が故障したり、逆に過剰な部品交換、計画停止を伴うメンテナンスを行ってしまう場合もあります。継続的な遠隔監視により設備状態に合わせた保全を可能にし、ダウンタイムの最小化・保全コストの削減を実現します。

機器構成

センサー・通信機器・解析アルゴリズム含めトータルソリューションとしてご提供いたします。

アルゴリズムのフロー図

  • FFT解析だけでなく時間同期・エネルギー解析など複数の手法を組み込んだ総合的なデータ解析
  • 機械学習より省データかつ高精度で予測を可能にする推計学に基づくアルゴリズム

Foresight3つの特長

残存寿命を検知

  • 振動解析のトレンドと故障の危険率から稼働時間単位の残存寿命を算出します。

故障箇所を判定

  • ギア・シャフト・ベアリング単位の異常を検知・特定できます。

短期のデータ収集で診断開始

  • 1日程度の正常運転データのみで診断を開始できます。

PLINEシリーズ

産業用電力線伝送装置

PLINEの特長

電力線伝送装置「PLINE」は、Ethernet・RS485のネットワーク通信を電力線で通信します。

DC24VタイプとAC100/200Vタイプがあり、DC24Vタイプでは、使用しなくなった電話線などの予備線・空き線でも伝送します。建造物等で無線LANが届かない場所や、LANケーブルやRS485専用線の敷設が困難な場所でお使いいただけます。HUBが不要で、分岐が自由にでき、マルチホップ機能により最長10km(DC24V版の場合)※1の長距離通信が可能です。
※1 通信距離は、当社測定環境における標準品での通信速度が1:1かつUDPで20Mbps以上となる最長距離(参考値)を示します。

 

電力通信の仕組み

システム構成例

OWLCODE

デジタル・アナログ対応のインターフェイスを持ち、 フレキシブルに活用頂けます。また、ゲートウェイを使用する事で設備の見える化・IoT化に貢献致します。

OWLCODEの特長

「伝えたい」を「つなぐ」長距離無線機

長距離範囲の通信対応
  • 伝送距離はキロメートル単位をカバーします。
周波数920MHz(Sub-GHz)
  • LPWA(プライベートLoRa)方式。特定小電力無線(20mW以下の送信出力)のため免許が不要です。
デジタル/アナログ対応のインターフェース
  • DI2点、DO2点、AI2ch、AO1chを装備。また、リアルタイムの双方向通信が可能。
コスト削減
  • キャリアなどを介在しないため通信ランニングコストがかからず、無線で通信を行うことでハードの工事も不要です。
 

見える化

設備稼働監視システム

見える化パッケージソフト

設備のリアルタイムな稼動状況の「見える化」を簡易的におこなうパッケージソフトです。まずは現状の見える化を行い、省エネや作業効率アップにお役立てください。

工場内のアンドンモニターにリアルタイムで表示したり、遠隔の事務所にてモニタリングが可能です。CSVデータ出力により帳票作成が簡単にできます。

TAKAGI Web Expo 2020
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