制御機器、電子部品、IoTプロダクツでソリューションを提供する専門商社

English中文(簡体字)

IoT/M2Mソリューション

既設設備をターゲットとしたIoEソリューションの実現:光洋電子工業

Product Search(プロダクトサーチ)

既存設備に後付けポンで見える化を実現

既設設備の改造無しで見える化を実現できるツールとして、「ポン付BOX」を販売開始します。

IoEソリューション実現に必要なのは     「スモールスタート」

昨今第四次産業革命による技術の革新を踏まえて、製造現場のIoT化やAI活用による生産効率化を目指す動きが活発となっています。当社ではこうした流れに対応するため、従来の「モノづくり」から「コトづくり」へ商品づくり方針を変更し、「Internet Of Everythings」の提供を目指しています。

大手企業ではIoT化の実現に向けて、製造、生産技術、情報システムなど社内関係各部署から人員を集めてプロジェクトを立ち上げ、多くの予算を割いて実現に向けて歩みを進めています。しかし、そのようなプロジェクト推進ができる企業はそう多くはありません。 IoT化による恩恵は、製造業の大半を占める中小企業が最も受けなければならないと当社は考えています。IoT技術を活用すれば、生産現場の最適化が進み、貴重な人的資源を最大限に活用することができます。しかし、やり方を一歩間違えれば、自社の体力以上の大規模な投資を強いられた上、システムを活用しきれず、成果を上げられない結果を招くケースも考えられます。

当社は現場の意向に沿って特定装置から小規模な取り組みを始め、その成果を横展開し、成長させる姿が成功の秘訣と考えています。

スモールスタートに最適な稼働監視

生産現場には大きく次の4つの使命があると考えています。

  • ① 生産管理→最適な稼働状況の実現
  • ② 品質管理→不良を作らない
  • ③ 在庫管理→納期遅延ゼロと最小在庫の両立
  • ④ 保全管理→止めない設備と保守コスト削減

当社工場において、それぞれの実現にトライしてみましたが、ハードルやその高さがあることを痛感してきました。 例えば「②品質管理」は収集すべきデータ数が非常に多いです。また、「不良を作らない」という目的の達成のためには収集したデータから最適解を導き出すためのアルゴリズムが複雑で、実現には多くの知見と時間が必要となります。「③在庫管理」では各工程での管理、既存システムとの統合等が必要です。「④保全管理」も音、振動、雰囲気など保全現場が培ってきたさまざまな暗黙知の形式知化が必要で、「振動解析からの動力部予知保全」といったレベルでの実用化が実現していないのが実情です。

それらに比べ「稼働監視」は非常にシンプルで、設備の運転状況、停止要因が何らかの方法でデータ化できれば実現できます。「積層信号灯」「稼働中ランプ」などは標準的に装備されているため、そこに信号が存在します。それらの運転状況を表す信号を一元管理できれば「稼働監視」ができます。また、運転状況、停止要因の見える化が実現できれば、次の改善ポイントが明確になり、稼働率向上が実現できます。例えば1日1,000万円分の生産をしているラインで、3%稼働率が上がれば30万円/日の生産性改善となるため、費用対効果も非常にわかりやすいです。

稼働監視を実現するための壁

とはいえ、そこに信号があるのは分かっているものの、これを情報としてネットワークに吐き出し、市販PCやパネコン等に表示させることは容易ではありません。また、設備のメーカーが異なったり、設備が古いものや特殊なものであればなおさらです。また、仮に改造が可能であったとしても、改造することで装置メーカーからの保証対象外になってしまうなどリスクを伴う場合もあります。

多くのIT系ベンダーや大手装置メーカーが「IoTプラットフォーム」として、工場の設備から簡単にデータを収集し、稼働監視をはじめとした見える化を実現できるソリューション提案を行っているものの、そのデータの基となる「信号」が取得できないとソリューションは絵に描いた餅となってしまいます。

「ポン付BOX」と稼働監視パッケージ

ポン付BOX

そこで当社は既存の設備の改造無しで稼働信号を取得できる「ポン付BOX」を販売します。これは、監視対象の機械の稼働中ランプ、加工完了などの信号を中継端子台で横取りするだけで見える化を実現できる製品です。

ボックスコンピューターなどの汎用コントローラーを使用して見える化を実現しようすると、そのためのプログラムをお客様で開発、もしくはシステムインテグレーターに委託することで追加費用が発生します。

「ポン付BOX」の最大の違いは、配線のみで見える化を実現できる点です。

この製品を活用することで、稼働中の設備に手を加えず、古い設備から最新の設備まで、設備のメーカーを問わず、どんな設備でも「稼働中」の信号があればそれをデジタル化できます。

「ポン付BOX」内のコントローラーにはプログラムが書き込まれているので、お客様でのプログラミングは不要です。また、このプログラムはご購入時、プログラミングツールを含め、お客様へ無償開示するので、お客様自身でのカスタマイズも可能です。

「ポン付BOX」と稼働監視パッケージ

当社では「ポン付BOX」の接続先として、「稼働監視パッケージ」も提供します。このパッケージは当社表示器もしくはパネルコンピューターに組み込んだハードウェア製品と、市販PCへインストールするソフトウェア製品の2種類の形態で提供します。 これは、情報を見たい場所に応じた提供形態としています。現場もしくは現場に近い場所では耐環境性を有した表示器もしくはパネルコンピューター、現場から離れ、環境の良い場所では市販のPCを使用して、稼働状況を監視します。お客様が見たい場所、予算に応じた監視環境の構築が可能です。

この表示器、パネルコンピューターには市販PC用のソフトウェアと同等のプログラムが書き込まれています。

ご購入時、プログラミングツールを含め、プログラムはお客様へ開示するので、お客様自身でのカスタマイズも可能です。

稼働監視パッケージ

部品加工ライン表示例

今後の展望

今後、設備側並びにそのインターフェースに合わせて、アナログ信号を取るタイプやシリアル通信で信号を取るタイプを商品化し、選択肢を広げる予定です。

また、保全管理に向け、設備稼働状況をリアルタイム動画監視でき、音や振動などトリガーに動画録画機能を有した異常見える化の実現も2018年度中に商品化の予定です。

当社工場をIoE実験道場として得た知見を活かし、多くの企業様に喜んでいただけるソリューションを開発していきたいと思います。

リーフレットダウンロード

ポン付けBOXのリーフレットをご用意いたしました。(PDF:538KB)

表面に主な特長が記載されています。裏面には詳細な仕様が記載されていますので、是非ご参考ください。

リーフレットをダウンロードする

関連キーワード
Small Start IoT 見える化 光洋電子工業

関連記事

  • siemens_SITOP
  • kitagawa-banner
  • 興和化成ダクト加工
  • スタンレー電気LED
  • Proface star campaign