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WAGO-I/O-SYSTEMで実現! 工場丸ごとIoT化:ワゴジャパン

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設備も施設もスマートに

昨今、生産設備のIoTが活発になっています。一方でスマート工場を実現するためには電力供給や環境への配慮からFEMSやBEMSといわれるエナジーマネジメントシステムも欠かせません。

WAGOは長年、FA(ファクトリーオートメーション)とBA(ビルディングオートメーション)の分野でコントローラーやリモートI/Oを販売してまいりました。FAではさまざまなフィールドネットワークに対応し、BAでは照明や空調との連携を進めています。製造工程と連携した照明や空調の制御、電力量の監視をローカルで行うスモールスタートから将来はクラウドへの接続まで可能な機器を提供しています。

ファクトリーとビルディング

IoTには双方向通信が重要です。FAやPA(プロセスオートメーション)で使用されるIO-LinkやHARTはセンサーやアクチュエーターの動作情報だけでなく、機器が本来持っているデータを双方向で通信可能です。

照明制御の国際規格DALIも照明器具と双方向で通信します。照明器具1台ごとに制御が可能で、点灯か消灯か、何パーセントで点灯しているか、どこが故障しているかもわかります。点灯時間を記録することで交換時期の予測も可能になります。BACnetでBEMSや空調機器との連携も可能です。

工場・オフィスの照明制御

国内外の自動車製造では地球温暖化対策の取り組みが行われています。CO2削減は生産工場だけでなく、オフィスや研究所にもおよびます。一般的なオフィスビルでは空調が40-45%、照明が20-25%の電力を消費しているといわれています。LED化すれば一時的には消費電力は減りますが、継続的・段階的に削減していくためには1台ごとに制御・調光できるシステムが有効です。

海外の自動車工場では照明制御DALIの導入が進んでいます。生産ラインと工場照明の連動、電池レス無線スイッチ(EnOcean)からのON/OFFで30%以上電力消費を削減しています。WAGO-I/O-SYSTEMは自動車の生産ラインでも古くから活躍しています。生産ラインで実績のあるハードウェアで照明制御も行えることは大きなメリットです。

電流・電力計測

WAGO-I/O-SYSTEMはFAで使用される一般的な入出力のほかにCTセンサーを接続して交流電流を計測するものや交流電力を測定するモジュールも用意しています。これらのデータをフィールドバス経由でモニタリングすることも、コントローラー内でロギングすることも可能です。

温度・湿度・CO2計測

WAGOは928MHz無線EnOcean対応の受信機を用意しています。温度・湿度・CO2・人感・ドア開閉などさまざまなセンサーが接続できます。電池不要・配線不要のセンサーはIoT化に大きなメリットがあります。

WAGO-I/O-SYSTEM750(左)とEnOcean対応送受信機(右)

産業用IoTコントローラー

WAGOの新型コントローラーはフィールド側で集めた情報をOPC-UA、Modbus/TCPなどの通信規格で上位システムと通信可能です。

AmazonのAWS、Microsoft AzureなどのクラウドとMQTTで通信することもできます。

クラウドに接続せずSDカードにデータロギングし、Wwbブラウザーでデータを見るスモールスタートという選択肢もあります。

PFC200コントローラー

国際標準規格IEC/ISO対応

DALI IEC62386

照明の国際標準規格で、コントローラー・照明器具・スイッチ・センサーが規格化されています。

BACnet ISO 16484-5

アメリカ冷暖房空調工業会が規定、中央監視や空調制御で使用されています。

EnOcean ISO/IEC 14543-3-10

ドイツ発祥のバッテリーレス無線通信で、世界で300社以上が参加しセンサーやスイッチをリリースしています。

プログラミングツール IEC61131-3

WAGOのプログラミングツールはIEC61131-3に準拠しています。WAGOではさまざまな機能を実現するファンクションブロックを用意して国内ユーザーのニーズへ対応しています。

SLMP(MCプロトコル)による通信

WAGOでは三菱電機社製PLCとEthernet通信が行えるファンクションブロックを用意しています。750シリーズのEthernetコントローラーを使用すれば、三菱電機社製PLCが使用されている生産ラインとWAGOが持つさまざまなインターフェースの連動が可能です。

おわりに

WAGO-I/O-SYSTEMは1995年に発売して今年で23年を迎えます。発売当時は画期的なモジュール式でスプリング式のリモートI/Oでしたが、最近では一般的にスライスI/Oと呼ばれ、各社から発売されています。

モジュール式のメリットは新たなテクノロジーが必要になったとき、それを導入しやすいことです。シリアルベースのオープンフィールドバスから産業用Ethernet、さらにはクラウドへの接続まで、過去から積み上げてきた実績のあるI/Oモジュールが利用できます。WAGO-I/O-SYSTEMはこれからも進化していきます。

■詳細資料:ワゴ ファシリティ ソリューションPDFはこちらからダウンロードしていただけます。

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