HG-Tシリーズ 透過型変位センサ| パナソニックインダストリー
高精度、省スペース、高設置性、高機能で透過型変位センサの頂点を狙う透過型変位センサHG-Tシリーズのご紹介です。リチウムイオン電池、半導体、液晶などの製造工程の品質向上に貢献します。
センサヘッドの主な特長
- 厚さ8mmの薄型形状により、装置内などの限られたスペースに設置が可能
- 測定幅10mmの帯状レーザ光により、寸法測定や位置測定が可能
- 繰り返し精度※21μmを実現し、業界No.1※1の高精度な測定が可能
- センサヘッドの受光器に「標準タイプ」と「スリムタイプ」の2タイプのセンサヘッドを用意
- サイドビュウアタッチメントで光軸を直角に曲げることができ、自在な取り付けが可能
- 光軸調整アシスト機能装備
- センサヘッド接続ケーブルに接続された投・受光器の位置関係をコントローラが起動時に自動判別
- アルミダイカストケース採用、保護構造IP67(IEC)も取得
※1:2019年10月現在、パナソニック調べ。
※2:設置距離の中央位置で、半分遮光におけるデジタル測定値のバラツキのP-P値です。
コントローラの主な特長
- 2段デジタル表示で、センサヘッド測定値(実測値)と判定値(演算値)を同時に表示可能
- 高コントラストでくっきりと見やすく、広視野角を実現
- 許容される最大値および最小値の範囲内なら緑色表示する、直感的にわかりやすいサークルメータ
- オートエッジ検出、エッジ検出、外径/幅検出、内径/すき間検出、中心位置検出の5種類の出モードを搭載
- 汚れの堆積による検出能力低下をアラーム出力可能
- 透明度に応じた判定レベルの調整が可能
- 判定フィルタ値(3〜50)を調整し、微小な異物による誤検出を防止可能
- 連結しているコントローラの測定値を基に演算処理(最大値、最小値、平均値、基準差、厚み/幅)を行ない、判定結果を親機のデジタル表示部に表示させたり、親機から出力することが可能
- パナソニック製接触式デジタル変位センサHG-Sシリーズとの連結が可能
アプリケーション事例
- リチウムイオン電池捲回機での蛇行測定
- ガラス基板の位置決め
- ベアリング部品の浮き検知
- ローラのすき間検出
- シャフト径の測定
- モータ軸の偏芯測定