AI検温ステーション|JVCケンウッド
withコロナ時代の、new normalセキュリティ。
「AI検温ステーション VA110」は、赤外線センサーとカメラの顔認識AIによる検温で体表面温度を測定し、結果を音声と画面でお知らせします。施設利用・入館のスクリーニングに最適な屋内専用セルフ検温装置です。
非接触高速検温+顔認識AI技術
非接触での検温に加え、エッジAI&監視カメラの連携でセキュリティを強化します。
高い精度とスピードを実現
高性能赤外線センサーの採用により、検温誤差±0.2℃*、検出時間0.3秒を実現。マスク着用のままでのセルフ検温なので、対面による接触感染リスクを抑えられます。
検温異常時にはアラート音でお知らせ
設定温度(初期値37.5℃)よりも高い温度を検知すると、本体のアラート音でお知らせ。検温のレコードとスナップショットは本体に記録され、CSVまたはHTML形式でUSBメモリへ転送可能です。
工事不要、スタンドアローン運用可能
学校や施設の入り口に設置するだけで利用可能。イベント期間では複数台運用など、移動・撤去を簡単に行うことができます。
クラウド接続による多機能パフォーマンス(オプション機能)
AI顔認証を実現
クラウド接続による「顔認証」機能を提供。従業員やゲストの顔登録を行えば、セキュリティエリアへの入退場と検温データを同時に記録できます。
エッジAI活用で監視カメラと連携
ヒトやモノを高度に解析・検知する、エッジAI「Video Analyzer」BOXが、監視カメラをインテリジェント化。AI検温ステーションと監視カメラを連携させる、多彩なアプリケーションを順次市場導入いたします。
第一弾は、特定人物の行動履歴を監視カメラ映像から検索する「Photoサーチ」と、顔情報を検索する「Facialサーチ」。AIはクラウド上で提供されるので、解析サーバーなどの専用機器追加は不要です。
エッジAI/クラウドAIの拡張性
「AI検温ステーション VA110」は、検温測定だけでなく、クラウド接続により、顔認証機能を提供し、従業員の検温と出退を、ダッシュボード画面で一元管理できます。
また、万が一、高温や特定人物がVA110で検温後に入場した際、施設内の監視カメラ映像とエッジAIとの連携で、対象の人物が施設内のどこに居たかを画像検索する「Photoサーチ」を提供します。施設の防犯セキュリティ強化に加え、リスク対策として企業や自治体のBCP(事業活動継続)対策を提案いたします。
AI検温ステーション VA110本体
- 音声と画面ガイダンスに従って、本体から20cm~100cmの距離で、高性能赤外線センサーで素早く(約0.3秒)、高い精度(±0.2℃,*)で温度測定。
* 性能保証動作温度において - 高温異常やマスク未着用検出時はアラートで通知。
- 測定結果は本体に記録可能(最大100万件。スナップショットは最大2万件)。
USBメモリでデータ取り出し可能(CSV、HTML)。
VA110 主な仕様
- ディスプレイ
- 8インチ(解像度800×1,280ピクセル)
- カメラ
- 200万画素
- 赤外線センサー
- 32×32マトリクスセンサー、温度検出距離 20cm~100cm、検出温度 10℃~60℃
- オーディオ
- 2.5Wスピーカー内蔵
- アラート
- ビジュアル/オーディオ
- インターフェース
- イーサネット10/100Base-T×1、USB HOST×1、USB OTG×1、リレー出力×1、RS-232×1、RS-485×1、ウィーガンド26/34入力×1、ウィーガンド26/34出力×1
- 動作温度/湿度
- 0℃~50℃(性能保証15℃~35℃)/10%RH~90%RH(性能保証10%RH~70%RH)(結露しないこと)
- 保管温度/湿度
- -20℃~70℃/10%RH~95%RH(結露しないこと)
- 消費電流
- 専用ACアダプター、入力AC100V-240V※、50Hz/60Hz、出力DC12V、3A
- 外形寸法
- 幅128mm×高さ303mm×奥行27mm(マウントポール部含まず)
- 質量(本体のみ)
- 約1.6kg
※付属の電源コードはAC100V専用です。本機は必ずAC100Vで使用してください。