センチメータ級GNSS端末 MA-E350/GNSV|センチュリー・システムズ


特長
- マルチバンド高精度GNSSレシーバ搭載
- ネットワーク型RTK測位でcm級の精度を実現
- LTE通信はマルチキャリア対応、LTE Cat.1にも対応
- 測位データの送信方法はカスタマイズ可能
- Linuxアプリケーション実⾏および開発環境を提供
- 基本設定、通信設定、FW更新等のWEB設定画面を搭載
- クラウドサービスとの高い親和性を実現
- カスタマイズにより独⾃のロジックや通信手順を実装可
- 屋外での利⽤が可能な高い耐環境性
⾼精度GNSS端末の概要
MA-E350/GNSV はみちびき等を利⽤した測位結果をVRS(Virtual Reference Station: 仮想基準点)または電子基準点データを利⽤したRTK測位⽤補正データにより高精度な位置情報を生成します( 精度誤差1.0cm(⽔平方向) )。

仕様
項目 | FutureNet MA-E350/GNSV |
---|---|
CPU | ARM Coretex-A8プロセッサ1GHz |
メモリ構成 | DRAM 512MB、ROM 256MB、NOR FLASH 2MB |
対応衛星 | GPS、QZSS、GLONASS、Galileo、BeiDou |
モバイル通信 | LTE通信モジュール搭載(MVNO対応) ※外部アンテナ利⽤ |
Ethernet | 1Gbps x 2 |
シリアル | RS-232 (DTE) x 1、※ RS-485へ変更可 |
USB | USB 2.0 Type A x 1 |
SDカード | SDHC対応SDカードスロットx 1 |
サイズ | 81.0W × 40.2H × 137.0D mm |
動作保証温度 | -20 〜+60℃ |
消費電力 | スリープ時:0.8W、測位中︓約2.88W、最大負荷時:8.1W |
基本ソフトウェア | Linux (Kernel 4.1以降)、設定⽤GUI |
起動方法 | FlashROM boot、SD boot、USB boot |
屋外設置の構成例
MA-E350/GNSVは屋外向けIoT GWユニットに搭載して利⽤できます。定期的に起動して⾃身の位置を測位し、その結果をLTE通信経由でサーバに送信した後、次の測位時間までスリープします。観測の合間で休⽌することにより消費電⼒を抑えます。

関連リンク

