無線振動センサ「ES3M形」防爆エリアの予知保全を実現
ゾーン2の危険箇所に設置可能
本質安全防爆構造の無線振動センサ「ES3M形」は、振動データを無線で収集し、故障の予兆を見つけて未然に防ぐ予知保全を可能とします。
石油プラントや化学工場における危険場所(ゾーン2)の危険箇所にも設置が可能で、防爆エリアでの予知保全を実現します。
簡単設置、施工工事は不要
送信部とセンサ部を一体化した小型センサのため設置場所の自由度が高く、各種装置の正しい測定点に設置が可能です。磁石で固定でき、電池駆動のワイヤレスなので、配線などの施工工事も不要です。
無線対応で遠隔監視が可能
障害物に強い920MHzを採用しています。通信距離が長いため(200m)、アクセサリのセンサゲートウェイを設置すれば離れた場所から状態監視ができ、危険場所のデータを安全に収集可能です。
その他の特長
振動・温度を同時測定
1つのセンサで振動と温度を同時に測定することで、異常を早期に発見できます。
広い周波数レンジ
10Hz~10kHz に対応しており、高周波領域での変化も捉えることで異常を察知できる精度を向上させています。
長寿命
専用電池は約5年間交換不要です。(*送信間隔6時間設定の場合の目安)
主な仕様
- 本体使用周囲温度
- -10~+60℃(ただし筐体内部が氷結しないこと)
- 設置面温度
- -10~+85℃
- 電池寿命 *1
- 約5年
- 通信インターフェイス
-
- 無線仕様 : 特定小電力無線(ARIB STD-T108 準拠)
- 中心周波数 : 920.7MHz~927.9MHz
- 出力パワー : 20mW
- 無線通信距離
- 200m(屋外見通しの良い直線)*2
- センサ
-
- 振動周波数応答特性(加速度) : 10Hz~10kHz
- 振動周波数応答特性(速度) : 10Hz~1kHz
- 保護構造
- IP65相当
- 重量
- 約45g(電池も含む)
- 取付方法
- 磁石取付
- 標準価格
- オープン価格
- 周囲温度25℃、計測間隔:6時間に1回の設定、起動検知機能や中継機能は無効条件における参考値です。
- 周囲の電波環境、建物の構造、材質及び障害物などの影響で通信距離は変動する可能性があります。