EZAシリーズ 1台で昇圧と降圧が双方向でできる絶縁型DC-DCコンバータ|TDKラムダ
TDKラムダのEZAシリーズは、1台で昇圧と降圧の電力変換が可能な、双方向DC-DCコンバータです。
再生可能エネルギーなどで得られるグリッド電圧(320VDC)をバッテリ電圧(48VDCまたは240VDC)まで降圧させる役割と、反対に系統電力側へ戻す際の昇圧の役割を1台で果たすことができ、設置スペースの削減などに貢献します。
EZAシリーズの特長
高周波トランスを使った入出力絶縁タイプ
万が一のトラブルでも、高圧側の入力が低圧側にそのまま出力されることがなく、高圧側と低圧側でグランドも電気的に絶縁可能なため、安全性の高いシステム設計ができます。また有害なノイズ発生時も対策が容易です。
デジタル制御により双方向で高効率変換を実現
EZA2500は最大定格出力2.5kWで最大94%以上の高効率を双方向の変換で実現しています。また、EZA11Kは最大定格出力11kWで最大95%以上の高効率を双方向の変換で実現しています。
シリアル通信による電圧・電流の制御が可能
シリアル通信(RS485)により、電流・電圧・変換方向制御や状態のモニタが可能です。
コンバータを停止せず変換方向を自動切り替え
電力変換方向は、コンバータを停止することなく高速で切り替えることができます。通信による外部からの切り替えの他に、EZAが高圧側・低圧側の電圧をモニタしながら、あらかじめ設定した電圧の条件に従って自己判断で切り替えを行う制御も可能です。
1Uフルラックサイズのコンパクト設計
最大出力11kWの高容量でも1Uフルラックサイズで、システムの省スペース化に貢献します。
EMS / ESS※などのエネルギー回生システムに最適
EZAシリーズは、リチウムイオン電池などの蓄電池や、高容量キャパシタを使った太陽光発電、小型風力発電など再生可能エネルギーを効率的に使うためのシステム、またはモータなど回生エネルギーを有効利用するためのシステムなどに最適な機能を持った電源です。
※ EMS : エネルギーマネジメントシステム ESS : エネルギー貯蔵システム仕様
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EZAシリーズは、再生可能エネルギーを利用した蓄電池システムに最適な電源です。本製品、または他の製品にご興味をお持ちいただきましたら、高木商会までご連絡ください。