鉄道技術展2021 鉄道業向けセンサソリューション|北陽電機
北陽電機株式会社は、鉄道分野技術の総合見本市「鉄道技術展」に出展しました。
今回は、北陽電機ブースで展示していたホーム柵用センサ、戸ばさみ検知センサをご紹介します。
ホームドア用3次元支障物検知センサ
ホーム柵と車両間の居残りを3Dで検知します
鉄道各社ではホーム柵と車両間の居残りを検知するセンサの導入が進んでいます。ホーム柵に設置することでベビーカーや小さいお子様、荷物などが残っていないか検知します。
YHT-05LN-X001(開発中)はリアルタイムモニター機能でホームの様子を3次元画像で表示し、異常が検知されると発報します。当初は光電センサで居残りを検知していましたが、抜けやモレが発生するため3D(三次元)で検出するセンサで対応しました。
北陽電機の独自技術インテリジェントティーチング機能とフィッティング機能を搭載。設置事のコストを大幅に削減可能です。
3Dスキャンによる検出
センサは垂直方向に90度、水平方向に40度、15.6msで高速走査し、立体的な検出が可能
広範囲をくまなく網羅
目視だけでは行き届かない広い範囲の障害物検出が可能
高精度な検出
3m以上離れた場所からでも垂直方向に約30mmサイズの障害物検出が可能
戸挟み検知センサ
戸挟みによる事故を未然に防ぎます
戸挟み検知センサPDI-05AC(開発中)は戸挟みを自動で検出することで乗務員の物理的・心理的負担を軽減します。車両のドアにベビーカー、白杖、カバンのひも、傘やPC、新聞などが挟まっていないことを確認できます。