FT1J形 プログラマブル表示器一体型コントローラ
7.0 インチの中型ディスプレイを搭載したプログラマブル表示器とPLCが一体化した、プログラマブル表示器一体型コントローラ「FT2J 形」より小型の装置の制御に対応した製品となります。表示器とPLCを一体化することで、プログラマブル表示器と PLC をそれぞれ取り付ける場合と比較して、大幅な省スペース化を実現いたします。
従来商品は 3.8 インチディスプレイを搭載しておりましたが、ベゼル幅を徹底的に狭くすることで、同じスペースでも画面をサイズアップしてご使用いただくことが可能なうえ、IDEC の小型ディスプレイで初めてガラストップ構造を採用し、高い視認性と耐久性、耐環境性を実現します。
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主な特長
多機能化、高性能化が求められる小型の装置に最適なコントローラーです。
- 豊富な接続インターフェイスとアナログ・デジタル入出力を搭載
- PLCと表示器を使用する場合と比べ、コストダウン&コンパクト
- 幅広い使用環境でも対応するタフなコントローラ
- 美しさと機能性が調和した表示機能
- さまざまな制御に対応したコントロール機能
- さまざまなデバイスにつながりアプリケーションを実現
- 作画とラダーのプログラミングを1つのソフトウェアで
MQTT対応、EtherNet/IP™対応
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省スペース
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PLCとプログラマブル表示器を一体化することで省スペース化に貢献します。PLCとプログラマブル表示器をそれぞれ別々に取り付けた場合と比較して1/2程度(FT1J形)、1/3程度(FT2J形)の奥行となり、スペースに制限がある装置に適しています。
高速処理を実現するDual CPU構成
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従来品では、HMI機能とコントロール機能を1つのCPUで処理していましたが、FT1J/FT2J形では2個のCPUでそれぞれ並列に処理する構成を採用しています。HMI機能の影響を受けずに高速なリアルタイム制御が可能となり、対応アプリケーションの幅が広がりました。
機械的劣化が無いタッチパネル
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アナログ抵抗膜方式タッチパネルは、操作のたびに透明電極やフィルムが可動するため、機械的劣化が避けられませんでした。一方、PCAP方式タッチパネルでは、センサ基板で電荷の変化を検出して位置を特定します。
そのため、操作面を固い強化ガラスにでき、可動部がないため機械的劣化がなく、軽快な操作が可能です。さらに、水滴による誤動作を防止し、1.5mm厚以下の手袋やゴム手袋※1でも操作できるようになっています。
- 1.5mm厚以下の手袋でも、素材や環境により反応しない場合があります。ご使用の環境に合わせて動作をご確認いただきご使用ください。
関連リンク
- FT1J形 プログラマブル表示器一体型コントローラー紹介ページ(jp.idec.com)