小型産業用ロボットOVRシリーズ
自動化のためのシンプルな小型ロボットがほしい。自動化をもっとスピーディーに実現したい。そのようなお客様の声にお応えする産業用ロボットOVRシリーズ。製品バリエーションとサービスを拡充して、自動化推進のお手伝いを可能にするラインアップをご紹介します。
小型ロボットOVRラインアップ
垂直多関節
4軸垂直多関節ロボット
- 平行リンク機構
- 部品を常時水平な状態で安定搬送
- 最大可搬質量5kg
- 最大リーチ長(水平)480/680/880mm
- 駆動モーター:バッテリレスアブソリュートセンサ搭載 AZシリーズ(DC入力)
- OVR4048K5-V
- 最大リーチ長 垂直:570mm 水平:480mm
- OVR4068K5-V
- 最大リーチ長 垂直:750mm 水平:680mm
- OVR4088K5-V
- 最大リーチ長 垂直:900mm 水平:880mm
5軸垂直多関節ロボット
- 小型・軽量なため、電動スライダと組み合わせた水平移動が可能
- 本体質量12.5kg
- 最大リーチ長(水平)350mm、可搬質量1kg
- 駆動モーター:バッテリレスアブソリュートセンサ搭載 AZシリーズ(DC入力)
- OVR5035K1-V
- 最大リーチ長 (垂直上向き):631mm 水平(下向き):350mm
6軸垂直多関節ロボット
- あらゆる角度からワークへアプローチが可能
- 本体質量12.5kg
- 最大リーチ長(水平)480mm、可搬質量1kg
- 駆動モーター:バッテリレスアブソリュートセンサ搭載 AZシリーズ(DC入力)
- OVR6048K1-V
- 最大リーチ長 (垂直上向き):735mm 水平(下向き):568mm/480mm
水平多関節
3軸水平多関節ロボット(スカラロボット)
- 質量7.6kg、高さ140mmの軽量・薄型
- 狭い場所へのアプローチが可能
- 第3アームは装置に合わせて自由に設計
- 最大リーチ長410mm、可搬質量3kg
- 駆動モーター:バッテリレスアブソリュートセンサ搭載 AZシリーズ(DC入力)
- OVR3041K3-H
- アーム長 第1アーム:230mm 第2アーム:180mm
直交
3軸直交ロボット
- 電動スライダ3軸を組立状態でお届け
- 可動範囲 300mm×300mm×100mm(X-Y-Z)、可搬質量2.5kg
- 専用コントローラとプログラミングソフトで簡単操作
- 装置の設計、組み立て、立ち上げ時間短縮
- OVR3AL030030Z10K-C(Lタイプ)
- 可動範囲 X軸:300mm、Y軸:300mm、Z軸:100mm
- OVR3AR030030Z10K-C(Rタイプ)
- 可動範囲 X軸:300mm、Y軸:300mm、Z軸:100mm
コントローラーラインアップ
ロボットコントローラユニットMRCUシリーズ
- ロボットコントローラとAZシリーズminiドライバをワンパッケージ
- A4サイズ(300mm×180mm×85mm)同等で省スペース
- 配線しやすく、誤配線のリスクを低減
- AZシリーズ(DC入力)搭載のアクチュエータと組み合わせ可能
ロボットコントローラMRC01
- ロボットを簡単に導入制御
- プログラミングソフトで簡単セットアップ
- 垂直/水平多関節、直交ロボットの制御可能
ロボットコントローラMRC01-C
- ロボットを簡単に導入制御
- プログラミングソフトで簡単セットアップ
- 直交ロボット専用、低価格のコントローラ
プログラミングソフト
MRC Studio
MRC Studioは立上げからメンテナンスまでサポートするソフトウェアです。コンピュータで、運転プログラムの作成、各種パラメータの設定・編集がおこなえるほか、ティーチング、各種状態のモニタを行うことができます。
- オペレーティングシステム
- 次のOSは、32ビット(x86)版と64ビット(x64)版に対応しています。
・Microsoft Windows 10 Ver.1607以降
・Microsoft Windows 11
- CPU
- IntelR Core i3・プロセッサー 2GHz 以上(OSに対応していること)
- グラフィック
- DirectX10以降、VRAM 128MB以上
- ディスプレイ解像度
- HD(1280×720)以上
- メモリ※1
- 2GB以上
- ハードディスク ※2
- 1GB以上の空き容量
- USBポート
- USB2.0 1ポート
- OSの動作条件を満たしている必要があります。
- MRC StudioにはMicrosoft .NET Framework 4.8が必要です。インストールされていない場合は自動でインストールされるため、場合によっては、追加の空き容量が必要になることがあります。
ロボット導入前のお役立ちツール
MRC Studio Simulator
ロボットコントローラ MRC01 との通信なしで実際の動きを想定したシミュレーションが可能な MRC Studio Simulator をご用意しました。ロボットの3Dグラフィックを見ながら、ティーチング、原点設定、運転プログラムの作成/実行ができます。MRC Studio Simulator で作成した運転プログラムは、実際のロボット導入時にそのままご使用いただけます。
ダウンロードファイルには、ロボットタイプごとにプログラム作成された、サンプルデータファイルが含まれていますので、インストール後すぐにお試しいただけます。また、言語切り替え機能を搭載しているため、アプリケーション内で言語を切り替えることができます。
MRC Reality
小型ロボットOVRを実際の空間に出現させ、大きさや可動範囲を確認できるシミュレーターです。カタログ情報だけでは掴みにくいサイズ感や機構の動きの確認にご活用ください。
関連リンク
- 4軸垂直多関節ロボット紹介ページ(www.orientalmotor.co.jp)
- 5軸垂直多関節ロボット紹介ページ(www.orientalmotor.co.jp)
- 6軸垂直多関節ロボット紹介ページ(www.orientalmotor.co.jp)
- 3軸水平多関節ロボット紹介ページ(www.orientalmotor.co.jp)
- 3軸直交ロボット紹介ページ(www.orientalmotor.co.jp)
- ロボットコントローラユニットMRCUシリーズ紹介ページ(www.orientalmotor.co.jp)
- ロボットコントローラMRC01紹介ページ(www.orientalmotor.co.jp)
- ロボットコントローラMRC01-C紹介ページ(www.orientalmotor.co.jp)