アラームヒューゼットーバリスタと警報用ヒューズの複合商品 | 大東通信機


大東通信機はヒューズでの実績を生かし、雷サージ防護とヒューズを併せてより便利で安全なソリューションを提供します
アラームヒューゼットは、バリスタと警報用ヒューズを組み合わせた雷防護製品です。バリスタが劣化したり、耐量を超えるサージが侵入してバリスタが破損した場合でも、ヒューズが溶断してバリスタを回路から切り離し二次障害への波及を防止します。
また、バリスタと警報用ヒューズを一体化することにより、バリスタのサージ吸収能力の他に、下記のような特長を持ち合わせます。
アラームヒューゼット特長

- サージ耐量が大きい
- 制限電圧が低い
- バリスタの破損を表示し、警報動作を行う
- プラグイン形であるため、着脱が容易で交換時の作業性が良好
- 充電部分に触れずに挿抜作業ができる(電気的安全性が高い)
- 故障バリスタの位置がすぐに目で確認できる(ヒューズの溶断表示がある)
- バリスタの故障が電気的に検出できる(ヒューズ溶断により警報接点がメイクする)
- アラームヒューゼット、ヒューズ付バリスタともにRoHS対応品
アラームヒューゼット仕様
品名略号 | FZ820A | FZ251A | FZ461A | |
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最大許容回路電圧 | AC50V DC60V |
AC150V | AC280V | |
動作開始電圧※1 | 公称 | 82V | 250V | 4600V |
範囲 | 74~90V | 216~264V | 423~517V | |
最大制限電圧※2 | 165V | 395V | 775V | |
衝撃放電耐量※3 | 1,400A※4 | |||
使用温度範囲 | −20〜70℃ | |||
保存温度範囲 | −20〜85℃ |
- ※1:動作開始電圧:DC1mAの電流を流した時の端子間電圧
- ※2:最大制限電圧:8/20μsの衝撃電流100Aを流した時の端子間電圧
- ※3:衝撃放電耐量:8/20μsの衝撃電流を2分間隔で2回流した時、アラームヒューゼットが劣化しないピーク電流値
- ※4:衝撃放電耐量が2,500AのFZ251B、FZ461B、FZ820B、FZ361Bもございます。
- バリスタ電圧の異なる製品もご提案できますので、ご相談ください。
アラームヒューゼットユニット

- 過大サージによるバリスタ劣化時にFZユニット内のヒューズでバリスタを切り離し、二時障害への波及を防止
- ライン間、各ライン-グランド間を本ユニットのみで保護
- 警報接点および表示窓でヒューズ状態を監視し、バリスタ劣化時、速やかな対応が可能
- 大東通信機P4形ヒューズ受口にプラグインタイプであり、交換も簡単
- 警報接点および表示窓でヒューズ状態を監視
アラームヒューゼットユニット仕様
品名 | FZ-LL820-FG820 | FZ-LL21-FG471 | FZ-431-FG821 | |
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最大制限電圧※2 | ライン間 | AC50V DC65V | AC140V | AC275V |
ライン間-FG間 | AC50V DC65V | AC300V | AC510V | |
動作開始電圧範囲※1 | ライン間 | 74~90V | 198~242V | 387~473V |
ライン間-FG間 | 74~90V | 423~517V | 738~902V | |
最大制限電圧※2 | ライン間 | 165V | 395V | 775V |
ライン間-FG間 | 165V | 845V | 1,500V | |
衝撃放電耐量 | 3,000A※3 |
- ※1動作開始電圧:DC1mAの電流を流した時の端子間電圧
- ※2最大制限電圧:8/20μsの衝撃電流100Aを流した時の端子間電圧
- ※3衝撃放電耐量:8/20μs・3000Aの衝撃電流を2分間隔で10回流しても異常なし