ハーティング株式会社は、鉄道分野技術の総合見本市「鉄道技術展」に出展しました。

ハーティングブースでは、次世代技術の接続をテーマに最大1400A対応の大電流用コネクタ、モジュラー型を含む基板用コネクタ、新イーサネット伝送技術対応のコネクタを展示しておりました。

本記事では、鉄道の過酷な環境にも耐える『Han^®HPRシリーズ』を使用した耐環境接続ソリューションについて動画でご紹介します。

Han^®HPRシリーズ

堅牢な車両間EtherNet通信接続が可能

従来のEtherNet用ケーブルでは一芯0.33Φmmですが、日本の鉄道市場ではそれより太めの0.75Φmmケーブルが主流です。ハーティングでは鉄道用にケーブルとハーネスの加工をセットで提供可能です。また従来のEtherNet用ケーブルでは100MBベースでしたが、昨今のデータ量増加により、光ファイバー通信可能なコネクタもラインアップしており、（海外の）車両メーカーにもに採用されています。

Han^®HPR VarioShell

車両間接続コネクタHan® HPR VarioShell

日本の車両間接続ケーブルは車体の下に設置されていますが、海外では車体の上部で接続しています。Han^®HPR VarioShellは2分割構造のため、蓋を開けてメンテナンスや確認が可能です。中は２段構造で従来ジャンパー線で使用していたコネクタが二つ入ります。一見大きく見えますが質量は軽くなりメンテナンスが容易になり、車体重量の削減にも貢献します。

高性能トランス用コネクタ Han^®HPR HPTC

Han^®HPR HPTCは、最大1400A対応大電流トランス用コネクタです。

Han^®HPR HPTC特長

• 400/800/850A 1ピン、1400A 2ピン
• 堅牢なアルミダイカスト製
• 防塵防水IP65/67
• 耐油、耐光、耐オゾン
• 各種国際鉄道用規格準拠
• 360°シールド。

関連リンク

• HARTING鉄道用コネクタ