MELSEC iQ-Fシリーズ FX5S|三菱電機
コンパクトなCPUユニットにEthernetポートを内蔵し、高い基本性能とシンプルな機種選定を追及、使いやすさと手軽さを一台に凝縮したモデルとなっています。
FX5SはMELSEC iQ-Fシリーズ最大のコストパフォーマンスをご提供します。
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動画でご紹介
FX5Sの商品概要と主だった機能について、高木商会のFXマイスターがご紹介いたします。
ラインアップ
MELSEC iQ-Fシリーズに新たなCPUユニットがラインアップしました。
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主な特長
豊富な性能を搭載しながら、抜群のコストパフォーマンスを実現しています。
- プログラム容量:48kステップ
- I/O点数:最大60点
- 命令処理時間(LD命令):84ns
- バッテリーレスでメンテナンスフリー
- 内蔵位置決め機能:100kpps、4軸のパルス出力が可能(トランジスタ出力)
- 内蔵高速カウンタの入力割付け
- RUN/STOP/RESETスイッチを搭載し、デバッグ時も電源を落とさずに再起動可能
システム構成
拡張アダプタと拡張ボードの活用が可能です。シンプルな構成で選定のしやすさを追求しました。
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シンプルモデルでもスモールIoTを実現可能!
FX5Sおすすめポイント
- 装置や設備のIoT化に必要となる各種機器との通信接続や、保全メンテナンス機能をCPUに内蔵しています。
- さらにIoT機能(データ収集や遠隔モニタなど)の拡張も可能!※
- SDメモリカードユニットの増設が必要となる場合があります。詳細は、下表(FX5Sの主な対応機能表)にてご確認ください。
FX5Sの主な対応機能表
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他社シーケンサともプログラムレスで通信可能
シンプルCPU通信機能で三菱電機だけでなく、他社製シーケンサともプログラムレスで通信接続できます。パラメータ設定のみでデバイスデータの取得が可能なため、ゲートウェイとしても活用できます。
離れた事務所から現場の状況が見える
- データロギング機能では、プログラム不要、パラメータの設定のみでロギングデータの取得が可能です。CSVファイル形式で保存でき、Microsoft® Excel®でデータを簡単に管理できます。
- ファイル転送機能は任意のタイミングでファイルを収集するFTPサーバ機能と、パソコンなどにアップロードするFTPクライアント機能に対応しています。
- Webサーバ機能は、タブレットなどからブラウザで工場の設備の稼働状況を確認できます。お客さま独自のWebページ「ユーザWebページ」を作成することも可能です。
手間をかけずにデバッグが可能に
- データフロー解析機能にて、問題となるプログラム箇所を迅速に発見できます。解析対象となるデバイス/ラベルに影響があるプログラムを視覚的に表示でき、エラー発生時の要因分析に役立ちます。
- リアルタイムモニタ機能で装置の動きを「見える化」できます。グラフから変化のあった箇所が一目瞭然になるため、スピーディな原因追及が可能です。
- メモリダンプ機能にて、エラー発生時にトリガが成立するように設定しておけば、エラー発生時の全デバイス値を退避することが可能です。エラー発生要因の特定に役立ちます。
CC-Link IE Field Basicでサーボとの連携強化
FX5S CPUユニットとMELSERVO-J5をCC-Link IE フィールドネットワークBasicで接続が可能です。無償提供のFBの利用で1ランク上の駆動制御も実現できます。
マイコンの置き換えにもオススメ!下記課題をFX5Sで解決!
- 部材の調達困難や生産終了で、都度同スペックの部材を調査&動作チェック
- マイコンをIoT化するための煩雑なプログラム作成
- 価格変動、4M、EOL管理が膨大
関連リンク
- FX5S商品紹介(mitsubishielectric.co.jp)