STC6000シリーズは、表示器付きコントローラーで「表示」「操作」「制御」を一体化したことで装置の省配線や省スペース化に大きく貢献する商品です。

標準搭載のDIO（入力：16点 出力：16点）に加え、DIOやAIOをTM3モジュールで拡張でき、さまざまなアプリケーションに柔軟に対応する事が可能です。Pro-face Connectにも対応しており、セキュアな遠隔監視やリモートメンテナンスも簡単に実現できます。

STC6000 3つのバリュー

省配線・省スペース

制御機能搭載かつコンパクトなサイズに特殊IO にも対応した入出力DIO （入力16点出力16点）を標準搭載しています。

工数削減

GP-Pro EX は慣れたラダー言語で作成したロジックをドラッグ＆ドロップで、作画とロジックプログラムの連携を可能にします。作画画面とロジックプログラムの間でスイッチやランプなどの部品をドラッグ＆ドロップすれば、シンボル変数の割り付け、命令や部品の新規挿入配置が可能で、画面やロジックプログラムを効率的に作成でき、開発工数の削減に役立ちます。

付加価値UP ・サポートコスト削減

HMI 機能としても高解像度ディスプレイ（VGA）を採用し、高い表現力で機械・装置の付加価値アップにも貢献します。 Pro-face Connectを使用すれば、わずかな工数・コストでセキュアな遠隔監視・リモートメンテナンスを実現できます。遠隔監視サービス（保守 メンテナンス）の新たなビジネス展開や、立ち上げ時やトラブル時の対応もリモートで実現できるので、 電話対応だけでは特定が難しい内容も、効率的に対応出来るので、 出張コストやサポートコストの削減にも貢献します。

特長

オールインワンで省配線・省スペース

• 「表示」「操作」「制御」を一体化することで省配線・省スペースを実現。
• 増設ユニットTM3モジュールを追加することで簡単にDIO・AIOの増設も可能。

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• AIOは増設ユニットTM3モジュールが必要
• 2023年12月頃予定のGP-Pro EX Ver. 4.09.550以降、最大7台まで接続可能

多彩なインターフェース

• 内蔵DIOを使用する事で、PLCが不要になるため省スペース化・トータルコストダウンを実現。
• TM3モジュールを追加する事で、AIOやDIOの増設も可能。
• Ethernet、シリアル、CANopen^※2 、USBも標準搭載なので、インバーターや調節計、電動シリンダー・ロボットをはじめ、様々な制御機器／USB周辺機器との接続や、上位PCやタブレット・スマートフォンとの接続も可能。
• Pro-face Connectを使用すれば、インターネット回線を経由した構成でもセキュアな接続を簡単に実現。
• 省スペースを実現しながらPro-faceの特⻑である「圧倒的なコネクティビティー」を継承し、IoTやデータ活⽤にも貢献。

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1. Pro-Server EXは2023年 Q4対応予定
2. CANopenは2024年8月対応予定

ロジックを作成したら、そのまま簡単作画

画面とロジックプログラムの作成をひとつのソフトウェアで実現。だから、慣れたラダー言語で作成したロジックをドラッグ＆ドロップで部品が簡単に作成可能。さらに内部アドレスだけでなく PLC のアドレスも設定できます。

運転しながら、パソコン上でプログラム変更ができるオンラインエディットを使えば、コントロール機能が作動中でも作業を止めずにプログラムを変更でき、立ち上げ・保守メンテナンス時の作業効率アップを実現します。

各国の安全規格を取得

KC 、 RCM 、 UKCA 、 CE 、 UL 、船舶規格を取得しているので海外に輸出の際も安心です。

LT3300シリーズからの置き換え

LT3300シリーズとパネルカット寸法互換なので、最小限の変更で最新機種に簡単に置き換えが可能です。機能はそのままで、装置の付加価値を向上させるデザイン提案を含めた置き換え作画コンサルサービス（有償）もご準備しています。

置き換えの注意点や旧機種との相違点をまとめた「置き換えBOOK」のダウンロードはこちら。

ラインアップ

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• EtherNet IP対応やTM3モジュールの分離接続可能台数7台まで対応は2023年12月頃予定
• CANopenは2024年8月対応予定

関連リンク

• STC6000シリーズ製品紹介ページ（www.proface.com）